家族婚だと、自分たちの家族しかいないので、招待状が必要かどうか迷いますよね。
食事のアレルギー情報だって知っているし、足が悪いなど配慮が必要な人もわかっているから、招待状は必要ないかなと思いがち。

家族婚でも招待状は送りましょう!
結婚式はフォーマルな場だからです。
親御さんの気持ちを考えてみても、自分の子どもから結婚式の招待状が届いたら嬉しいはずです。
この記事では、招待状の作成方法を3種類ご紹介します。
- 完全手作り
- 半分手作り
- 完全外注
どの方法がお2人に合うか、ぜひ検討してみてくださいね。
家族婚で招待状を送る時期

通常の結婚式だと式の約2ヶ月前までに招待状を送付し、約1ヶ月前に返信用ハガキから招待客をリストアップします。
家族婚でも同様に、約2ヶ月前までに招待状を送るようにしましょう。
家族婚の場合、親御さんはすでに結婚式の日時を把握しています。
また、お2人でご両家と連絡調整しているので、誰が出席するかも決定済みです。

正式にお2人の結婚式にご招待するという意味で、招待状を送りましょう。
家族婚で招待状に同封するもの

招待状の封筒には、以下のものを入れるといいでしょう。
- 招待状
- タイムライン
- リクエストカード(必要に応じて)
家族婚では、すでに出席の有無や出席者のアレルギー情報などを把握しているので、返信用ハガキを同封する必要はありません。
タイムラインとは、最近流行っている、結婚式のスケジュール表を絵で表したカードです。
海外では、招待状に同封するのが一般的です。
だいたいのスケジュールが把握できるので、同封すると親切ですよ。
リクエストカードとは、結婚式の演出で一緒にやってほしいことをお願いするカードです。
「バージンロードを一緒に歩いてほしい」「ベールダウンをしてほしい」といったことをお願いするのが多いです。
PinterestやInstagramなどで検索すると、様々なタイムラインやリクエストカードが見られますよ。
家族婚の招待状の作成方法3選

家族婚の招待状の作成方法として、3種類が考えられます。
- 自分たちで完全手作り
- 販売されている手作りキットを使って半分手作り
- 結婚式場で外注
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
自分たちで完全手作り
招待状のデザインから印刷する紙の手触りや色まで、すべてを自分たちで選んで作成する方法です。
招待状の無料テンプレートは、様々なHPからダウンロードできます。ファイル形式は、WordやPDFになっていることが多いです。
自分の好みの招待状のテンプレートをダウンロードしたら、名前や日にち、場所などを直して、印刷しましょう。

自宅のプリンターだと綺麗に印刷できないので、印刷だけはお店に頼むのがオススメ。
印刷会社はラクスルやプリントパックが有名ですが、10部からと最低部数が決まっています。
10部だと多い方は、キンコーズ(kinko’s)で1枚から印刷可能ですよ。
販売されている手作りキットを使って半分手作り
ファルベやピアリーなどの招待状手作りキットを購入する方法です。
自分の好きなデザインの招待状を選び、入れたい文字などを入力して注文すれば、お2人のオリジナルの招待状が手元に届きます。



あとは、出来上がった招待状を自分たちで封筒に入れるだけ。

オシャレな招待状が簡単にできちゃう!
最低部数が10部からのものが多いですが、少人数結婚式用のものを選べば、必要以上に招待状が手元に残ることがありません。
結婚式場で外注
結婚式場に招待状の作成を依頼する方法です。
すべてをおまかせできるので、一番ラクです。
ただし、最低部数10部以上などといった制約があります。

招待状の量をたくさん作成する方向け。家族婚だと余っちゃうかも。
印刷内容の確認や試し刷りのチェックなどで結婚式場に足を運ぶ必要があります。

結婚式場が遠いと移動が大変。
【体験談】家族婚の招待状作成

私たちは、招待状が両家用2通でよかったことと、夫がデザインに強いことがあり、「完全手作り」を選びました。
夫が、Adobe(アドビ)のillustratorで、招待状・タイムライン・リクエストカードの3種類を作成。
キンコーズで実際に紙を選び、セルフ印刷でそれぞれB4サイズで印刷し、いらない部分をカッターでカットしました。
- セルフ印刷使用料 330円
- B4紙代 31円×3種類×2(新郎新婦家)=186円
- 印刷代 41円×2(両面)×3種類×2(新郎新婦家)=492円
- 合計 2通で1008円
封筒は、地元の文房具屋さんでオシャレなレース柄が入っている4枚入りのものを購入。
2通だけだったので、手書きで封筒に宛名書きしました。
そこで必要になるのが、筆ペンです。招待状の宛名は筆ペンで書きましょう。

結婚式用なので、薄黒ではなく、真っ黒のものを選びましょう!
「筆まかせ 細字 ブラック」は普通のペンに見えますが、筆に近い文字が書けます。
筆と違って書きやすいのに筆っぽい文字が簡単に書けるのでオススメです。

招待状の完全手作りにかかった金額は1600円ほど、1枚あたり約800円となりました。
- 印刷料金 約1000円
- 封筒料金 約400円
- 筆ペン代 約200円
私のこだわりだった、猫とバラのモチーフを入れてもらったので、満足度の高い招待状ができました。
親に招待状のことを聞いてみたところ、「うちの猫がいるから素敵なデザインだね」と褒めてもらいました。(実家で猫を飼っています)
Adobeが使えない人は、Canvaがオススメです。

Canvaは感覚的に使えるので、簡単にオシャレなデザインを作成できるよ!
最初の30日間は無料でProプランが使えます。Proプランだと、オシャレな画像や文字のフォントが選び放題!
招待状を作る期間だけProプランに登録して、招待状にオシャレな画像をたくさん散りばめてみてはいかがでしょうか。
家族婚の招待状作成料金の比較

完全手作り、半分手作り、完全外注の3種類をご紹介しました。
タイムライン・リクエストカードなしの、招待状のみの作成料金を比較してみました。
部数 | 完全手作り | 半分手作り | 完全外注 |
2部 | 約600円 | ― | ― |
5部 | 約1300円 | 約4400円 | ― |
10部 | 約1900円 | 約4000円 | 約6000円 |
部数が少ないほど、完全手作りだとコストが抑えられます。
手作りキットを販売しているところでも、様々な種類が選べるので、選ぶのが楽しいです。ただし、10部からと決まっているところが多いです。
大量に作成するほど、完全外注が安くなります。しかし、10部からといった最低部数が決まっていますので、必要数よりも多く作ることになってしまいます。

招待状を余らせるのがもったいない方は、お2人らしく手作りがオススメ!
【まとめ】家族婚の招待状

家族婚の招待状について、ご紹介しました。
家族婚では出席の有無やアレルギー情報などは、すでにお2人に共有済みでしょう。
家族だけに送る招待状なので、せっかくですからお2人らしい招待状を作ってみませんか。
結婚式の準備期間も楽しくなりますよ。

実際に、私は2通だけ、家族用に招待状を作成しました!
金額や時間は割に合わないかもしれませんが、招待状だけでなくタイムラインやリクエストカードを入れて、ワンランク上の招待状を作成できました。
家族婚では招待客のリストアップの手間がないので、その時間をオリジナル招待状の作成時間に充てられますよ。
