最近流行りの少人数婚・家族婚。結婚式の準備もラクで、費用も抑えられると人気です。
これから少人数婚をあげたいと考えている方は、実際にかかる費用を知りたいですよね。

私たちは、新郎新婦合わせて8名の少人数婚で105万円かかりました。
この記事では、105万円の費用の内訳を詳しくご紹介します。
私はゼクシィ相談カウンターからブライダルフェアを予約し、見学した次の日に契約をしました。
ゼクシィ割引で▲45万円になりましたが、打ち合わせをしていく中で当初見積もりよりアップして+40万円となりました。

割引額が見積もりアップ額でほとんど相殺…
中でも、見積もりが上がりやすかった項目は、次の3つでした。
- ドレスやタキシードなど衣装
- 料理
- ブーケやテーブルなどのお花
この記事は、少人数婚・家族婚を検討中の次の方にオススメです。
- 少人数婚・家族婚の費用明細が知りたい
- 結婚式場からもらった見積もりの内容に抜けがないか知りたい
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少人数婚・家族婚|当初費用の詳細

私たちは、式場のプランの中から「少人数挙式&会食プラン」を選びました。
ゲスト6名に新郎新婦を合わせて8名で、当初の金額は83.8万円でした。
少人数挙式&会食プラン 内容
- 挙式:本格教会挙式(牧師・讃美歌&パイプオルガン生演奏・アテンダント・結婚証明書・リングピロー・装花)または人前式
- 披露宴会場:1日1組限定邸宅貸し切り(更衣室・バリアフリーお手洗い)
- 控室:新郎新婦控室・両家親族控室・ゲスト控室
- 料理:1人13,200円 フルコース
- 飲み物:1人4,400円 乾杯酒スパークリングワイン・ウェルカムドリンク・パーティーフリードリンク(アルコール、ノンアルコールあり)
- 新婦衣装:ウェディングドレス(アクセサリー・ベール・シューズ・アクセサリー込)
- 新郎衣装:タキシード(シューズ込)
- 美容着付:新郎新婦ヘアメイク着付け・お引上げ
- スタッフ:アテンダント
- フラワー:メインテーブル装花・ゲストテーブル装花・オーダーブーケ(白ドレス用)
- 写真:六切りスタジオ写真2枚セット
- サービス料:料飲・会場使用料の10%
- その他:テーブルコーディネート料
- 特典:式場~最寄り駅の往復移動代 1台分
そこに、ゼクシィ割引が合計45.2万円入ります。
ゼクシィ割引 内容
- 会場使用料:▲165,000円(全額オフ)
- ドリンク:▲17,600円(50%オフ)
- 挙式料:▲165,000円(75%オフ)
- 新郎新婦ヘアメイク・着付け:▲22,000円(50%オフ)
- 引き上げ料:▲5,500円(50%オフ)
- ドレス:▲55,000円(Aランク50%オフ)
- タキシード:▲22,000円(Aランク50%オフ)
合計割引額:▲452,100円
以上を踏まえると、演出などを追加していない当初見積もり額は38.6万円となりました。
- プラン:837,980円
- 割引:▲452,100円
- 合計:385,800円(税込)
ゼクシィ公式サイトによると、ゲスト10名未満で155.3万円が平均でした。ゲスト6名の金額としては、だいぶ安く見えます。

ここに、私が最初のときから考えていた、やりたい演出・項目を追加しました。
- ケーキ入刀:+22,990円(ファーストバイト演出込)
- お支度~披露宴までの写真データ:+110,000円(アルバム1冊込)
- 撮って出しエンドロール:+132,000円(挙式のみ・フリー音源・名前なし)
ケーキ入刀は小さいころからの憧れだったので、外せなかったです。

家族だけだと、全員揃った写真が撮れないので、カメラマンさんに撮ってもらうことに!
撮って出しエンドロールは、私たちの結婚式に来られなかったおばあちゃんや友人などに見せたかったので、追加に。

BGMはフリー音源のままにして、コストを抑えたよ。
やりたい演出を追加すると、当初見積もりは65.1万円となりました。
- プラン:837,980円
- 追加:264,990円
- 割引:▲452,100円
合計:650,870円
ただし、ここから見積もり金額が上がっていくのが、結婚式の謎です。
少人数婚・家族婚|のちに予算アップした項目

一番最初に出される見積書は、結婚式をあげるための最低限の費用です。
ステキな結婚式をあげようとすると、どうしても予算が上がってきてしまいます。
私たちの家族婚で、当初見積もり額から予算アップしたものをすべてご紹介します。
予算アップ 内容一覧
- ドレス:+165,000円(Dランクまでアップ)
- タキシード:+44,000円(Cランクまでアップ)
- 新婦インナー:+22,000円(オーダーメイド、買取り)
- 新郎Yシャツ・小物:+13,200円(買取り)
- 料理:+26,400円(1ランクアップ、1人あたり+3,300円)
- ケーキ:+3,300円(フルーツミックスからベリー系に変更)
- 音響:+66,000円
- プチブーケ:+6,600円(1つ3,300円)
- アフターブーケ加工:43,000円
- ヘアメイクリハーサル:11,000円(平日料金)
合計:+400,500円
それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。
ドレス・タキシード
私は着たいドレスの形が決まっていました。

ロイヤルなオフショルダードレス一択!
式場のドレス担当の方に、公式サイトからドレスのラインナップを見れることを教えてもらい、オフショルダーのドレスを探しました。
オフショルダーのドレスは、Aランク(最初の見積もり)にはなく、Dランク(+16.5万円)からしかありませんでした。

オフショルダーが取り外しできる2wayのドレスに一目惚れ!
オフショルダーのドレスを中心に色んな値段帯のドレスを試着しました。

納得いくまで、20着くらい試着したよ。
結局、Dランクのオフショルダーのドレスに決定しました。
他のランクでもステキなドレスはたくさんあったのですが、オフショルダードレスはDランクに3着ほどしかありませんでした。
私たちが結婚式をあげた式場では、ドレスにすごく力を入れているのですが、ランクアップしてやっと着たいドレスが見つかるレベルでした。

どうしても着たいドレスがある場合には、式場への持ち込みも検討するのをオススメします。
インナー関係
私はぽっちゃり体型のため、最初の見積もりに参考までに入っていた金額19,800円のビスチェタイプではなく、胸を押さえるコルセットタイプになりました。
コルセットタイプだと22,000円と、ビスチェタイプより3,300円プラスになりました。

インナー代が上がった分、ペチコートを持ち込んでコストダウン成功!
新郎のタキシード用のYシャツは、通常のYシャツと違い、首元が高めに設定されています。

サイズが合っていないとカッコよくないから、式場でサイズを見てもらって注文したよ。
チーフや靴下、サスペンダーなどの小物も自分たちで揃えるのが大変だったので、式場で合わせて購入しました。
料理
家族婚でこじんまりと結婚式をあげるなら、料理にはこだわりたいですよね。
ブライダルフェアに行ったときに、試食で一番美味しかった料理が1ランクアップしないと出ないものでした。
彼もその料理が気に入ったようで、料理のランクを1ランクアップすることにしました。(1人あたり3,300円プラス)
逆に、ドリンクはアルコール・ノンアルコールともに色々な種類がそろっていたので、ランクアップはしませんでした。
ドリンクで迷ったのが、ボトルの持ち込みです。(1本1,100円プラス)

結局ドリンクの持ち込みなしに。それでも、十分満足な種類が揃っていたよ。
設備
ケーキは、事前にプランナーさんからいただいた画像だと、私の食べられないフルーツが多く彩られていました。

自分の好みのケーキにしたい!
ケーキ入刀が私の結婚式の楽しみの1つだったので、フルーツミックスからベリー系に変更(プラス3,300円)。


見た目が華やかで、実際にケーキを食べることもできたので、とても満足!
私は昔から結婚式で流したいBGMが決まっていました。
披露宴でBGMを流すのに、音響さんを入れなければならないことを知らず、あとで泣く泣く追加に。

ケーキ入刀や入退場などで、好きなBGMが流れたので、テンションは上がったよ。
逆に、司会者は入れないことで、費用を抑えました。(司会者は44,000円~66,000円プラス)
アットホームな雰囲気にしたかったので、司会者は入れなくて正解でした。
代わりに、ケーキ入刀前の掛け声などはプランナーさんが行ってくれました。

ラフな感じが家族婚に合っていたよ。
お花
最初は両親へのプレゼントとして、小物のみを考えていました。

小物だけだと、華やかさに欠けそう…
プランナーさんに相談すると、普通のサイズのブーケではなく、プチブーケがあることを教えてもらいました。
5~6輪の花束で3,300円で、お花の種類は選べませんでしたが、お花の色味は指定できました。
自分たちで生花を持ち込むのも大変だったので、式場に2セットお願いすることにしました。
フラワーリストさんと、ドレスに合わせたブーケを相談しているときに、アフターブーケ加工の提案がありました。
アフターブーケとは、ブーケの花を保存加工して飾れるようにしたものです。
今回、生花でのブーケを作成依頼していて、ブーケにこだわりがあったので、アフターブーケ加工をお願いしました。
ブーケを全部入れたものを選ぶと8万円を超えるので、5~6輪をピックアップして作成する小さなアフターブーケ加工を注文しました。

出来上がりまで約半年!気長に待ってます。
ヘアメイクリハーサル
ヘアメイクリハーサルを行わずに、一発本番で臨まれる方もいます。
ただし、ヘアメイクリハーサルをやっておいた方が当日迷わなくて済み、時間に余裕が生まれるので、やることをオススメします。
私は、平日にヘアメイクリハーサルを行ったため、比較的のんびりと、色々なことを確認しながら行うことができました。

事前にプランナーさんにヘアメイク指示書を渡してもらったのがよかったみたい!
スタイリストさんは、私の指示書を見ながら、様々なヘアスタイルを提案して作ってくれました。
ドレスの小物合わせも同時にしたので、ヘアスタイル・メイク・ドレスと完璧な状態で、どの小物が似合うか確認できてよかったです。
小物に関しては、ティアラにこだわりがあったので、自分の好みのものがなければ、購入して持ち込む予定でした。
プランナーさんに事前に小物について相談したところ、次回打ち合わせの前に小物チェックをさせてもらえることになりました。

気に入ったティアラが2個あったので、仮押さえしてもらったよ!
小物合わせで2個を試して、自分が気に入ったものを選ぶことができました。

ドレスの小物関係は購入なしで済んでよかった!
少人数婚・家族婚|削った費用

家族婚だからこそ、両家との調整や人数の関係で削ることができた費用がありました。
- 引き出物・引菓子などの縁起物
- 印刷物(招待状・メニュー表・席札)
引き出物・引菓子などの縁起物
私たちの式場では、引き出物・引菓子の持ち込み料が1つあたり300円でした。
式場で発注する場合でも、1万円未満だと送料がかかりました。
ただし、お見送り時に渡すプチギフトを少し豪華にするなら、持ち込み料はかからないと言われました。

両家から引き出物・引菓子なしでOKをもらったので、プチギフトをちょっと豪華に。
プチギフトで最近人気のアップルジュース(マルティネリ)と地元のバームクーヘンを入れた手提げバッグを渡しました。

マルティネリのプチギフトアレンジ例

マルティネリはオシャレだけど、重さが結構あるから注意!
印刷物
結婚式場に外注しようとすると、20部からと制限がありました。

20部も必要ない…
招待状は2部、メニュー表や席札は6~8部で十分でしたので、自分たちで作成することに。
以下の記事に、自分たちで招待状を作成した方法を載せてあります。

まとめ|少人数婚・家族婚でかかった費用総額

ゲスト6名、新郎新婦合わせて8名でかかった費用をまとめます。
- プラン:837,980円
- 追加:264,990円
- アップ:400,500円
- 割引:▲452,100円
最終合計:1,051,370円
予想外の100万円超!
100万円を超えたのは、会食ではなく披露宴に近い内容を盛り込んだからです。
最初にもらう見積書は、結婚式をあげるのに必要最低限の金額です。
自分たちの理想の結婚式をあげるには、ランクアップしたり項目を追加したりする必要があります。
特に、以下の項目はお値段が上がりやすいです。
最初のお見積もり額よりも上がりやすい項目
- ドレスなど衣装関係
- 料理・ドリンク
- ブーケなどお花関係
最初の段階で、最低限のランクと中程度のランクの2種類で見積書をもらうのがオススメです。
どれくらい金額がアップするのかわかりやすいからです。

色々な式場のブライダルフェアに参加して、見積書をもらって比較検討しましょう。
自分でブライダルフェア予約したり日程調整したりするのが面倒な人は、ブライダルフェア予約サイトの相談カウンターを利用するのがオススメです。

相談カウンターでは、日程調整・ブライダルフェア予約・お断りの連絡などをまるっとやってくれます。
自分たちの理想の結婚式をあげられますように!

